2013年03月29日

RE:プロジェクトラウンジ、終了しました!

3月22日、
せんだいメディアテークにて、
ゲストをお招きして取り組みについて対話する「RE:プロジェクトラウンジ」を開催しました。

RE:プロジェクト ラウンジ バナー.jpg

今回のゲストは、
NHK仙台放送局アナウンサーの津田喜章さんです。
『被災地からの声』を通して、
被災された方の声を届けることを震災直後から行っています。
取材された方は、
放送されなかった方も含めると3,000名にのぼるそうです。
◎NHK仙台放送局 被災地からの声
http://www.nhk.or.jp/sendai/shinsaikanren/hisaiti.html

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今回のテーマは「小さな物語を紡ぐこと」。

津田さんのお話の中で印象的だったのは、
「〈伝える〉ことに最大の力点を置かない」ということでした。
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僕の中で一番大事なのは被災された方々に会うことなんです。
「俺のところにマスコミが取材に来るわけがないだろう」と、
そう思っている方々のところに私達が行って世間話をしただけでも、
話をした方は誰かどっかで見てくれてるんだなという思いにはなってくれます。

もしかしたら、孤独で誰にも注目されない、
自分1人苦労してるんじゃないかなと思ってるよう人がいるかもしれない。
そうした中で、我々が取材に行くことで、
誰か一人でも見てはくれてるんだなというふうに感じてもらえるかもしれない。
そうすればその人の心の中で、
「よし、じゃあまた明日朝起きて飯食って働くか」というモチベーションがわき上がるかもしれない。

この番組は誰に向かって誰のために出しているのか。
これは被災者の方々のために出しているんです。
被災者の方々がそう思って頂いてほんの少しでもお役にたてているのであれば、
それがやはり第一義じゃないかなというふうに僕は思います。

NHKが震災から2年たっても、
未だにちっちゃいカメラ持ってきてくれる、話を聞きに来ると。
そういう行為自体が意味があるんじゃないかなと、被災者の方々にとっては。
それが多くの方々に伝われば、それに越したことはない、
というぐらいの気持ちでやっていますね。
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気持ち的にも格差が生じ、
先が見えない方もいる震災から3年目という状況の中では、
「会いに行って、話を聞く」こと自体に大きな意義があると、
津田さんはお話しされました。

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「RE:プロジェクト」でも、そうした点を大事にしたいと改めて思いましたし、
それは、「一人一人」という、一番小さな単位でも出来ることではないだろうか、
と感じました。

震災から3年目を迎えた今、
「RE:プロジェクト」ができること、
また、市民の皆さんと一緒にできることを、
もっともっと考えていきたいと思いました。
posted by 公益財団法人仙台市市民文化事業団 at 17:19| RE:プロジェクト ラウンジ