2011年11月07日

【藤塚】みんなで無事を祈る

藤塚には、「お夜籠もり」(およごもり)という習慣がありました。
お医者さんのいなかった藤塚。
急病が出たときは、対岸の閖上まで渡し舟でお医者さんを呼びに行っていた時代もありました。

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渡辺もよ子さん:
「藤塚の中で誰かが具合を悪くすると、
“どうか治りますように”って五柱神社にみんなで集まって夜に拝むの。
それが「お夜籠もり」。
随分人が集まったね。おばあさんたちが多かったかな。
拝んでもらう病人のいる家で、みんなの分の食べ物を用意したりしてね。
夏ならかぼちゃを持っていったり。
私が中学生の頃の話だね。」


夜、1人の無事を祈って行われるお夜籠もり。
こうした習慣も、地域の絆を育んできた大事な光景でした。
posted by 公益財団法人仙台市市民文化事業団 at 00:00| 若林区藤塚