2015年12月18日

【オモイデゴハンの作り方Bしめ縄】(2)「縄を綯う」のは難しい…!

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本来であれば、よく乾燥させた藁を柔らかくするために「横槌」などの道具で藁をたたいてから作業を始めるのですが、今回は事前に三本塚の皆さんが作業してくださっており、この部分は省略。いきなり「綯う(なう)」作業からスタートです!講師は、三本塚町内会長の小野さん、オモイデゴハンのリーダー的存在でもあるよし子さん、そして、お隣の七郷からの助っ人・高橋さんです。

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今回は「初級編」ということで、「輪通し」を作ることにしました。

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【1】
藁は、硬さが残る藁と柔らかくなった藁と2種類あります。
「縄綯えの秘密兵器」として用意してくださった道具に、長さが半分ずつぐらいになるように柔らかい藁を3本セットします。そして、それぞれの先端を右手に3本、左手に3本持ちます。

【2】
(1)左の掌に右の掌を重ねて、(2)右手を手前から奥のほうに動かし、それぞれの藁を絡めていきます。(3)右の掌が左手の指先までいったところで、外側の藁を内側に移動させて、また(1)→(2)→(3)を繰り返します。合計、5回繰り返します。

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【3】
その後、短くなったほうの藁に、硬さの残るもう1種類の藁を3本足します。そしてまた、(1)→(2)→(3)を今度は3回繰り返します。

【4】
【3】の作業を2回(短いほうの藁に3本足す→綯う)行います。

【5】
最後は、藁の先端まで綯っていきます。そして、先端をもう一方の端の縄の目の部分に通して、輪にします。

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【6】
仕上げに、松の葉、ゆずりは、お幣束を飾り付けて完成です。
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書き方が分かりにくくて申し訳ありません。
実際にやってみると、【2】の工程のコツをつかむのに参加者の皆さんも一苦労。一方で、講師の皆さんがするすると簡単に縄を綯っていく様をみて、愕然、、、。
根気よくチャレンジし続け、なんとか「縄綯え」ができるように!すると今度は、時間が経つのを忘れて作業の手が止まりません!冬の農閑期に、春からの作業に備えて縄を綯っていたという話を聞いたことがあります。こうして、もくもくと作業をしていたのかな、と思いました。
「縄を綯う」という作業で、かつてはお正月の飾りをつくることはもちろん、日常の作業道具としての縄も自らの手で作り出していたことを思うと、昔の暮らしの中に当たり前にあった手業もまた、尊いものだったのだと感じました。

何とか、、、完成!!!全員が初心者でしたが、終わった後は「またやってみたい!!」との要望多数でした!
次回からは、ぜひ「藁打ち」からやってみたいですね。
三本塚の皆さん、今回もありがとうございました!

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完成品_輪通し01.jpg

RE:プロジェクト「オモイデゴハンの作り方Bしめ縄」
|日時|2015年12月13日(日)9:30-12:00
|会場|三本塚集会所
|主催|仙台市
   公益財団法人仙台市市民文化事業団
   三本塚町内会
   東北学院大学経済学部共生社会経済学科齊藤康則研究室
posted by 公益財団法人仙台市市民文化事業団 at 00:00| オモイデゴハン