2015年10月07日

もう一度会いに行く。今の言葉を聞くために。―『5年目のRE:プロジェクト通信』―

10月になって、9月まで強く感じていた陽射しの中に冷たい風が混ざるようになりました。仙台はもう秋です。

「引っ越すことにした」という話題も、よく聞くようになりました。ふと、「長い時間をかけて、つい最近決断した」ように聞いてしまうのですが、よくよく聞いてみると、その引っ越しは来月だったり、もう今月の話でもあったりして、引っ越しの決断そのものは、もっと前であったことに気づきます。話すことに、長い時間を要したのかもしれません。

間もなく引っ越し.JPG
▲長く暮らした土地を離れる決断をした方を訪ねた秋の夕暮。2015年10月撮影。

『RE:プロジェクト通信』は、今年2月に発行した第12号[宮城野区和田]をもって、休刊となりました。4年間で12の集落をめぐってきたことになります。車で通りすぎるだけでも、かつて取材した地域の変化が分かるくらい、取材からの時間、そして震災からの時間は地域の中に流れています。
RE:プロジェクトでは、その時間の中で変わってきたこと、あらためて考えていることを、もう一度取材した方々に会いに行って、聞いてみようと思います。そして、『5年目のRE:プロジェクト通信』として、その記録を綴っていきます。

「引っ越すことにした」という決心も、今の言葉、5年目の言葉です。その言葉から、過去を顧みたり、未来を想像したり、行ったり来たりしながらも「ここ」に向き合うことを、RE:プロジェクトでは考えていきたいと思います。

『5年目のRE:プロジェクト通信』第0号.pdf

posted by 公益財団法人仙台市市民文化事業団 at 12:10| 5年目のRE:プロジェクト通信